日本の医療系大学生へスウェーデンの医療・介護をご紹介

プログラムレポート：スウェーデンの医療・介護を学びに、日本から医療系大学の学生さんがいらっしゃいました。専攻は看護学、放射線学、理学療法学など様々。病院や高齢者の方が暮らすグループホーム、医療系大学などにご案内しました。

5/6/2024

病院訪問では放射線科と整形外科を訪問し、MRIやCTをはじめとする検査装置や、病棟の様子を見学しました。レントゲン解析におけるAIの活用など最新の話から、専門職の役割分担とチームでの協働まで、スウェーデンの医療事情に関する様々な話を聞くことができました。

大学では、同じく医療系科目を専攻する現地の学生さんとの交流を楽しみました。交流ランチの際には、日本・スウェーデンの学生が半々になって座り、スウェーデンの印象や、教育・医療制度の違いなどの話に花を咲かせていました。また、大学プログラムや学生団体の紹介では、大学・先生と生徒が互いに歩み寄りながら、より良い教育環境を作り上げようとしていることが学べました。例えば、学生団体や授業での評価を通して、学生は大学に声を届けることができ、大学側もできる限り希望に沿うよう対応します。

学生さんたちは日々医療を学んでいるからこそ、スウェーデンでの専門職の役割や、医療・福祉の特徴などについて、具体的な質問をたくさん投げかけていたのが印象的でした。