より良い社会へ。
スウェーデン研修がおすすめな理由
日本人とスウェーデン人は似てる?
ヨーロッパの日本とも言われるスウェーデン。それは礼儀正しく、相手を尊重し、時間厳守、シャイでまじめな性格からです。グッと親近感がわきませんか?また共に高い教育水準を保ち、社会的協力を重視する社会です。つまり、日本とスウェーデンは共通点が多く、そのため共感でき、考え方を理解しやすいからです。
北欧最大の国
北欧諸国の中で最大の面積、最多の人口を有するのがスウェーデンです。よってスウェーデンの取り組みは比較的大規模な社会においての事例として参考になります。
世界第2位、イノベーションが生まれる国
なぜイノベーションが良い社会を作るために大事なのでしょうか?それは前例のない問題に取り組むには新しいアイディアやアプローチ、すなわち、イノベーションが必要だからです。スウェーデンの首都ストックホルムはシリコンバレーに次いで人口1人当たりのユニコーン企業の数が世界で最も多い都市です。どのようにイノベーションが培われるかを学び社会の発展と改善策のヒントを得ることができます。
持続可能な社会作りをリードする国
持続可能な社会として様々な分野で世界的にも優れていると認識されています。
・最もグリーンな国1位(2023)
・最もクオリティオブライフの高い国1位(2023)
・最も社会的責任を果たす国1位(2023)
・最も持続可能なエネルギー供給能力のある国1位(2022)
・最もグリーンな国1位(2023)
・最もクオリティオブライフの高い国1位(2023)
・最も社会的責任を果たす国1位(2023)
・最も持続可能なエネルギー供給能力のある国1位(2022)
スウェーデンのライフスタイル
世界でもっともクオリティオブライフの高い国、長く暗い冬、世界でもっとも子育てしやすい国。スウェーデンで暮らす人はどのような生活をしているのでしょうか?
家族が一番大切
スウェーデンでは家族との生活をとても重要だと考えています。その構成は異性婚、同性婚やサンボ(事実婚)だけでなく、ボーナスファミリー、コンタクトファミリーなど多様です。実際にはスウェーデン全体の世帯数490万世帯のうち、およそその半数の230万人近くの成人か単身世帯ですが、クリスマスやポスク(イースター)、誕生日、夏休みなど家族で会う機会を楽しみにしています。
ボーナスファミリーとは、再婚後やパートナーシップの解消後、血縁関係のない親子が新しい家族とともに新しい家庭を築くことで、血縁関係のない親子が家庭を築くとをポジティブにとらえた言葉です。その名も『ボーナスファミリー』という、あるボーナスファミリーの日常を描いたスウェーデンのテレビドラマも人気を博しました。
コンタクトファミリー(あるいはサポートファミリー)とは、ある特定の障害を持つ人が受けられるサポートであり、環境を変え、他の社会的接触を持ち、社会的状況を練習する機会を得ると同時に、両親の負担を軽減し、体力を回復し、日常生活に対処することを目的としたプログラムで、障害のある方が特定のコンタクトファミリー(サポートファミリー)の家に月に1回、あるいは2回、週末を一緒に過ごします。なにも特別なことはせず、ただ一緒にゲームをしたり、食事をしたり普通の家族として過ごします。
参照:
『彼は僕にとっては普通の兄弟だよ。』サポートファミリーの日常(動画・スウェーデン語)
『彼は僕にとっては普通の兄弟だよ。』サポートファミリーの日常(動画・スウェーデン語)
ペットも大事な家族
スウェーデンでは犬を6時間以上放っておくことは禁止されています。なぜなら犬は日中少なくとも6時間ごとに運動させる必要があり、これは犬の権利だからだそうです。
専業主婦がいない?
子どものいる家庭の多くは共働きですが、両親とも早く帰宅し、17時半には家族そろって夕食を取ります。
木曜日はパンケーキの日?
かつてスウェーデンはカトリックで、金曜日は断食をしていました。そのため、木曜日にきちんと食べて長持ちさせることが重要で、スウェーデン陸軍では、古くから徴兵に豆のスープとパンケーキが振る舞われていたことが起源とされています。
金曜日はタコスの日?
フレードーグスミス(Fredagsmysほっこり金曜日)と言って金曜日は週末の始まりを少し特別にするためにディナーを家族や友人で一緒に準備し、皆でくつろいで過ごします。そこでよく食べられるのがなぜかタコス。スウェーデンのどのスーパーマーケットにもタコスコーナーがあるほどです。
大人も子供も自分の好きな具を取って楽しく食事をする。スウェーデン人のタコスは日本人にとっての手巻き寿司のようなものと言えるのではないでしょうか?
土曜日はお菓子の日
ローダーグスゴーディス(Lördagsgodis土曜日のキャンディー)といって、スウェーデンの子どもは基本的には土曜日だけお菓子を食べることが親から許されます。7~10歳くらになると子ども達にお金の管理を学ばせるために自分のお小遣いからお菓子代をやりくりさせるようにしつけます。
週末はリサイクルの日
一週間たまった缶をスーパーマーケットなどに持っていき、リサイクルします。機械に缶を入れるのが楽しいので子ども達も進んでやってくれます。ジュースなどの缶やペットボトルの商品価格には1~2クローナ(15~30円)のリサイクル費含まれています。よって、リサイクルをするとその金額が戻ってきて、お買い物に使うことができます。あるいは、サポートが必要な子どものための慈善事業団体へ寄付することができます。
暗く長い冬を乗り切るためのコツ:家を居心地の良い快適な場所にする
スウェーデン流の暮らしは、デザイン主導の機能性と、できるだけ多くの光を取り入れることにあります。明るい色とすっきりとしたラインが主流ですが、天然木やテキスタイルなどの要素がニュアンスと質感を加えています。
冬でも室内ではTシャツ?
スウェーデン公衆衛生局による基準で室内温度は摂氏19度から22度の間に保たれている必要があり、冬でも室内は暖かくTシャツで過ごすこともできます。
快適な職場環境
先生も上司も皆、下の名前で呼び捨てで呼ぶ
これは階級社会ではなくフラットな社会を好むためです。また、職場では、チーム内でのコンセンサス(合意)を得ることが重要視されているため、スウェーデンの職場では会議が多く、また長引くこともあります。
フィーカ
フィーカとは皆でお茶をすることで、通常スウェーデンの会社では午前中と午後に1回ずつフィーカをします。ここでは仕事の話はあまりせず、リラックスしながらコーヒーやお茶を飲みながら他愛もない会話を楽しみます。
ウェルネス手当
フィーカとは別にオフィスにはフルーツの盛り合わせがあることは珍しいことではありません。スウェーデンでは多くの雇用主が従業員のウェルネスを重要視しているからです。他にもスポーツジムの会員費やランチ代、自宅勤務のためのデスクなど支給される企業もあります。
スウェーデンに住む人々は、何事にも小さな遊び心を忘れず、質素でありながらも豊かな生活を大切にしています。ストレスを最小限に抑え、無理なく快適な生活を追求する彼らは、シンプルな喜びや自然との調和を重視し、日常に楽しさを取り入れることに心を尽くしています。
スタッフおすすめの『地元の生活を知る』ストックホルム観光スポット
ヨーロッパでもっとも革新的で住みやすい都市のひとつ、首都・ストックホルムの魅力は都会でありながら、ヨーロッパ最大級の規模と保存状態の良さを誇る中世の市街地を囲むように14の島が浮かぶ美しい街です。
皆様ご存じの市庁舎やノーベル博物館などは有名ですよね。ここではSQCスタッフがおススメする地元の人の生活を垣間見ることのできるストックホルムの観光スポットをご紹介します。
イヴァル・ロー公園 (Ivar Lo's park)
地元の人の憩いの場。見晴らしの良いかわいい公園
Bastugatan 26 Stockholm
ストックホルムで最も愛されている無料の公共公園の 1 つです。 テーマは「田舎」で、子供たちの遊び場には、かわいい古民家や木製の家畜がいます。 セーデルマルムの北岸を見渡し、素晴らしい展望台であり、夏のピクニックに最適な場所でもあります。
ヴェーテカッテン (Vete-Katten)/カフェ
Kungsgatan 55
1928年創業のストックホルムにある老舗のクラシカルなカフェ、ヴェーテカッテン(小麦粉猫)でフィーカはいかが?現在は市内にいくつか店舗がありますが、クラシカルなインテリアが素敵な本店がおすすめです。スタッフやお店の雰囲気はカジュアルなので、ゆっくり美味しいケーキを召し上がりながらおしゃべりなど楽しんでみてはいかがでしょう。
ロッピス (Loppis)/ 蚤の市
ロッピスとはフリーマーケットのことです。リサイクル大好きなスウェーデン人はロッピスで要らなくなったものを売ったり買ったりすることが多いです。日用品から家具など掘り出し物などもあり楽しいですよ。スウェーデン語になりますが、スケジュールや場所をリンクからご確認ください。
https://www.facebook.com/loppistajm
https://www.facebook.com/loppistajm
ユールゴーシュフェリヤン (Djurgårdsfärjan)
公共交通機関で10分ちょっとで巡るストックホルム船の旅
Räntmästartrappan
人気の通勤フェリー、ユールゴーシュフェリヤン(Djurgårdsfärjan)は、ストックホルムの地元の人々や観光客を乗せ、スルッセン(Slussen)の中央埠頭とユールゴーデン島(Djurgården)の間を、スケップスホルメン島(Skeppsholmen)を経由して結んでいます。所要時間はわずか10分ほど。このフェリーはストックホルムの公共交通機関の一部であり、船内ではすべての種類のSLチケットが有効です。ストックホルムの美しい水辺をご堪能ください。
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