スウェーデンうっかり・ほっこりニュース
11月4日、ヨーテボリ市立図書館祝日で閉館のはずが図書館のドアは誤って無施錠のまま。さて何が起きたでしょうか?
11/9/2023
11月4日、ヨーテボリ市立図書館祝日で閉館のはずが図書館のドアは誤って無施錠のまま。さて何が起きたでしょうか?
実際には閉館していたにもかかわらず、合計200冊の本が貸し出されていました。ヨーテボリ市立図書館の児童・青少年部門の責任者であるアンナさんによると、ミスが発覚するまでに、その日はすでに来館者は446人。
新聞を読む人、児童コーナーで本を読む家族連れ、コンピューターで本のタイトルを探す人など、来館者は『今日はスタッフが少ないなぁ』と思いながらも、皆さん思い思いに図書館を楽しんでいただけで、何も破壊されていなかったそうです。
アンナさんは「ヨーテボリ市民として、誰もいない図書館に入り、そして図書館に愛情をもって接することができるのは素晴らしいことです。皆がここは安全な場所だと感じていることがうれしいです。」と来館者のふるまいに感謝し、ただ「来館者に不便な思いをさせてしまったことを申し訳なく思います。今後はこのようなことが起こらないようにシステムを見直したい。」とのことでした。
きっと日本でこのようなことが起きてもきっと同じように皆さん振る舞うのではないでしょうか?他人や場所に敬意を払う。スウェーデン人も日本人も似ていると思います。
参照記事(スウェーデン語):
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